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わいどま、ぎゃあいうとたたききるど

2019年度をもって公演を終了いたしました。
上演時間=55分(休けいなし)

登場人物たちのユニークなキャラクターと軽妙な大阪弁で、戦時下の非情を浮き彫りにした痛快娯楽劇!

あらすじ

戦時下の旧制中学校、学校でいばっているのは配属将校や軍曹たちだ。 勉強なんかそっちのけ。 今日も軍事教練のあと校長室の掃除にきた、きむらくすじろう達。 なんとそこにあった軍刀でエンピツをけずってしまったからさあ大変。 てんやわんやの大騒動をひきおこしてしまう。

スタッフ

  • 作/森田博
  • 演出/村上嘉利
  • 美術/円斎
  • 照明/福井邦夫
  • 音響/岡本信代
  • 舞台監督/岡崎暁
  • 制作/岡崎久美子

キャスト

  • わだはるお他
  • きむらくすじろう他
  • いまがわひろし他
  • よしだかくもん他
  • リ・ドスネ他/大 森大介
初演:2013年2月13日

舞台写真


【脚本家の言葉】

 わいどま、ぎゃ あいわんでもたたききるどとでもいうべき最悪の事態が次々と起こっている。その最たるものが戦争だ。
 戦場で生まれ戦場で育ち、明日をも知れぬ状況のな かで、この世に演劇なんてものがあることさえ知らないまま、飢えに、病に、身勝手な大人の狂気に死んでいく子ども達。人として当たり前の 営みすら知らずに子ども達が死んでいくことが、私には耐えられない。
 世界中の子ども達が、たまには劇を見られるように なるのはいつのことだろうか。

村上嘉利